どこで泳いだらいいか
私はどこで泳ぐにも水褌で泳ぐようにしているが、場所によって注意すべきポイントが異なるので、ここにまとめておく。
海や川
海や川は祭や寒中水泳などの行事で水褌がテレビ放映されることも多いので、水褌禁止ということはない。寒中水泳だと水褌の人が沢山いて何の注目もないが、遠泳大会などだと少ないので、周りの選手からかっこいいだの似合うだの一緒に頑張りましょうだのとやたら褒められる。ギャルだらけのビーチだとさすがに浮いてしまうし、まれに絡むヤンキーもいるが、水に入ってボートに近づかなければ分からなくなる。
プール
プールも基本的には水褌OKなのだが、管理者次第で一部禁止の施設がある。衛生の問題からトランクス下着と区別しにくいトランクス水着を禁止しているプールだと、下着の六尺褌と区別できないという理由で禁止している場合もある。苦情が出るからと男性のTバック水着を禁止しているプールの場合、形が似ているからと水褌も一緒くたに禁止していることが多い。これは伝統に誇りを持っている水褌愛好家には腹立たしいのだが、若い管理者はしばしばまるでその区別がついておらず、説得に難渋する。
Tバック好きの方が、プールでTバックで泳いでもいいか警察に問い合わせたという話を聞いたが、陰部をしっかり隠していれば問題ないと言われたとのこと。おそらくその警察官は、プールで水褌が当たり前だった時代を知っていたのだろう。若い警官でも同じように答えてくれたかは疑問だ。
水褌という日本の伝統に日本人が苦情を言うのは何とも残念なことであるが、実際は陰部を隠し切れていない極端なTバックの人に対する苦情が多いらしい。そういう人が現れると、普通のTバックやそれに似ていると言うことで日本の伝統水着、水褌まで一緒くたに禁止してしまう施設があるので、いい迷惑である。
実際にプールの監視員からふんどしはやめてくださいとお願いされた場合、施設の考えは苦情処理が大変だから一律禁止にして仕事しやすくしようという程度のものであるから、これは日本の伝統的な水着であって、あなたのおじいさんもこれを締めてプールで泳いでいたはずであり、すけすけ水着のような露出目的ではなく、まじめなものであるので許可して欲しいと逆にお願いするのがいい。禁止の根拠、もし上層部からの通達であれば手紙を書くからその連絡先を教えて欲しいとお願いするとなお良い。多忙につきなかなか手が回らないが、「水褌再普及協会」という団体を設立して団体として伝統水着への理解をお願いするようにしている。個人で要望書を出すより団体で出した方がよい。
時に監視員の個人的価値観から現場の判断で禁止と言うこともあるらしい。理由を問い詰めると「区の教育委員会から通達が」というので教育委員会に手紙を書いてみたら嘘だったということもあった。昔と違ってみんなが褌でプールに来ているわけではないので見慣れないのは仕方ないが、NHKで大相撲も放送しているんだから、何もいかがわしい目で見ることもないのに。
また、監視員が衛生的な理由から下着として使っていないか聞いてくることがある。確かに六尺褌は下着として使用することもあるが、自分は使っていないと主張し、トランクス水着の人にも同じように聞いて回るようお願いしよう。私はあらぬ疑いを掛けられないよう、プールに行く時は別の下着を着けていき、更衣室で堂々と着替えるようにしている。
要望書を出しても許可が下りなければ、それはそのプールの方針であると尊重して別のプールに行くしかない。一般に田舎程水褌に寛容とのことだが、地方によってはそうでもない。田舎はプールの数が少ないので2, 3カ所断られるとかなりつらいようだ。都会ならたくさんあるので、いくつか行ってみれば必ず禁止でないプールがあるはずだ。禁止の場合、愛好家の気持ちをある程度分かって物腰穏やかに言って下さる場合と、監視員自身がTバックの形状に偏見を持っていて丁寧だが高圧的な言い方になる場合がある。落ち着いて子供に言って聞かせるように説得を試みよう。
また、日系ブラジル人労働者の多い地方はブラジル伝統のTバック水着が持ち込まれているので褌にも寛容らしい。
フィットネスクラブ
フィットネスクラブも普通のプールと同様である。都市部以外は余り水着の種類をうるさく言わない。都市部では極端なTバック水着の人でトラブルが起きていたり、他人の水着にうるさい人がいたりしてピリピリしていることがある。また、最近はチェーン化が進んでおり、一部のフィットネスチェーンでは全国で一律禁止になっていたりする。褌姿を見るくらいになら脱会するなんて客が多ければ、伝統がどうとか言っても禁止をひっくり返すのは困難である。どうしてもだめと言われたら他のプールに代えるしかない。
ホテル
ホテルはほとんどOKである。特に屋外プールは禁止という話を聞いたことがない。利用料が高いのですいている上、客層が限られていて他人にとやかく干渉しない雰囲気だからだろう。利用料が高くて露出目的の人が頻繁に通えないのも良い。
海外
現地の文化次第で、時に禁止の場合がある。現地の人は当然水褌など知らないので、Tバックと同じく扱われる。一般にヨーロッパは進歩的でTバックOKで、アメリカは保守的でNGらしい。ヨーロッパ系のビーチなら普通にTバックの客がいることが多いので、水褌でも安心である。アメリカ系でもリゾートビーチやホテルのプールならTバックの客がいることがあり、とやかく言われない可能性が高い。しかし保守的な地域のビーチの中にはTバック禁止と明記してあるところがあるらしい。例によって過激Tバックの男性が集まって地元民から苦情が出たためだとか。ちなみに英語ではT-backとは言わず、thongである。市民プールはひょっとして警察呼ばれることもあるのだろうか?なにぶん報告がないので分からない。アメリカでも、例えばフロリダなら男性用女性用ともTバック水着が売っている。それでホテルで何度か水褌で泳いでみたが、他の客も無反応だった。もし何か言われたときは、英語版Wikipediaの褌のページを見てくれと言うといいかもしれない。褌は日本の伝統水着であり、かつ今も使われているということが書いてある。
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